日本とつながるオーストラリア 植物編

***小中学生向けの動画「日本とつながるオーストラリア」シリーズ***
(撮影:2020年5月、登場人物の役職は撮影当時のもの)
たくさんの動物の固有種がいることで有名なオーストラリア。実は在来植物も多く、なんとその数は24,000種ともいわれています。広大な大地、そして地域によって気候環境が大きくことなることから、沢山の種が存在しています。日本でも、オーストラリアの植物を見ることができます。オーストラリア大使館の政務担当公使グレッグさんが紹介してくれました。
【イントロダクション】たくさんの動物がいることで有名なオーストラリア、しかし種類が多いのは動物だけではありません。実は在来植物も多く、その数 24,000種。広大な大地、地域によって異なる気候環境から様々な種類が存在しています。国花として選ばれたのは、ゴールデン・ワトル。金の花と緑の葉っぱはオーストラリアのナショナル・カラーです。国のエンブレム、国章の中にもある象徴的な植物です。こうしたオーストラリアの植物を東京で育てている場所があります。
【シーン1】(グレッグ 以下G)こんにちは、グレッグです。ここはオーストラリア大使館の中にある自然庭園です。私たちの国の風景が再現されていて、めずらしい植物をみる事もできます。たとえば、このグレビリア。オーストラリアの中でも亜熱帯地域で育つ植物で、とてもミツが甘いんですよ。子供たちはこうやってミツをなめたりします。オーストラリアの先住民はこのミツから甘い飲み物を作っていたそうです。
これもオーストラリアならではの植物ですが、この花、何かに似ていませんか?この花の名前は「カンガルーポー」。カンガルーの足に似ているからです。それからこの花も、何かに似ていると思うんだけど、わかりますか?その名前は「ボトルブラシ」。そっくりですよね。
【シーン2】(ナレーター)より身近にオーストラリアの植物を楽しめるビュースポットに案内してもらいました。
(G) あそこをみてください。あの木は、コアラで有名なユーカリの木です。他にも近所にワトルが咲いています。日本の花屋さんには、ボトルブラシなど、オーストラリアの花が売っています。ぜひみなさんも探してみてくださいね。